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稼働率上昇を目指して!2019年より「NISA口座開設」が簡略化されます
「平成30年度税制改正」の中には、給与所得控除や基礎控除、公的年金等控除の改正のほかに、2019年から適用される「NISA(少額投資非課税制度)口座開設の簡略化」も含まれています。
2014年の開始から4年以上経ったNISA。なぜ手続き方法が変更されるのでしょうか?
「NISA口座開設」が簡略化される背景
金融庁のデータによると、一般・つみたてを合わせたNISAの総口座数は、1,167万9,355口座にのぼります(2018年3月末現在)。にも関わらず、一度も買い付けが行われていない口座が相当数だと言われ、その稼働率向上が課題になっています。
その理由のひとつとして、口座の開設を申し込んだ当日に買い付けができないことが挙げられます。NISAのルールは一人1口座。口座が重複していないかどうかを税務署を確認してから開設をするため、2週間ほどの時間を費やします。その間に開設者は買い付け意欲を失ってしまうと考えられています。
「NISA口座開設」の改正内容
NISA口座を即日で開設し、同日に買い付けることが可能になります。
・税務署での二重口座確認前に、金融機関でNISA口座を開設できる、簡易届け出の仕組みを創設。
・開設後、税務署が二重口座の確認を行い、その結果を金融機関に連絡。二重口座であった場合には、商品を口座開設当初にさかのぼって一般口座に移管する。
参考:平成30年度税制改正について-税制改正大綱における金融庁関係の主要項目―(金融庁)
この仕組みにより、利便性が高まるNISA。2019年1月1日以後の開設届出書提出より適用されます!
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2018年09月26日
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