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当社の「リスキリング」事情(1)学びを業にしたプロセス
こんにちは。エヌアセットBerryの越(こし)です。今回は当社のリスキリング事情についてご紹介します。
最近、ニュースなどでよく耳にする「リスキリング」。今持っているスキルを磨き続けながら+αの新しいスキルを身につけ、仕事において価値を出す企業主導型の取り組みを指します。リスキリングの必要性が叫ばれる一方で、何を学ぶべきか見極めきれず、悩みを抱える人は少なくありません。
エヌアセットBerryでは2010年の創業以来、個人の意思や考えを尊重したリスキリングを推奨。不動産投資を起点に、金融商品、保険商品など新たな事業開発につなげてきました。その根底にあったのは「提供するサービス・役務を通じて、ひとの『夢』・『安心』・『充実』の実現をサポートする」という経営理念でした。
きっかけはCPM®。不動産投資サポートの質が変わった
米国で不動産マネジメント資格の最高峰といわれているCPM®(米国不動産経営管理士)。この資格取得が当社のリスキリングの出発点となりました。創業当時、メンバーは全員30代前半。他社との差別化を図るために、宅建以外の不動産資格を取得するのがその主目的でした。
いざ、CPM®取得への学習を始めてみると、これまで見えていた“不動産投資”の景色が一変しました。「倫理」「不動産投資分析」「ファイナンス」「リーシングやマーケティング」「メンテナンス」「人材管理」「改善プランの作成方法」「オーナーへの改善提案手法」……米国の不動産取引は、勘と経験則に頼っていた日本のやり方とは180度違っていたのです。特に倫理と分析スキルは、私たちのサービスクオリティを高める起爆剤となりました。
さらなるリスキリングで「不動産」オンリーのサービスから脱却
その後、大手地銀出身者がジョイン。主要メンバーとして経営に関わることで、会社としての視野はぐんと広がり、リスキリングの範疇も相続、金融、保険へと拡大しました。具体的には、親和性の高い領域のスキルを身につけ、事業を不動産と“掛け算”することで、さらなる成長を志すことにしたのです。
個人の資質や意向を鑑みて、メンバーが取得した資格は・・・
上級相続支援コンサルタント、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、公認不動産コンサルティングマスター、競売不動産取扱主任者、宅地建物取引士、日本証券業協会二種外務員資格、生命保険募集人。
こうした知の蓄積が「かわさき相続サポートセンターエヌアセット」の活動や金融商品、保険商品の販売事業へとつながりました。
新たにMBA、行政書士資格を取得。コンサルタントの知識をお客様に還元するために
不動産投資を通じて、お客さまそれぞれが最良の果実を得られるようにサポートする──創業時から変わらぬ志で、この春、新たに当社コンサルタントが取得したのが、MBA(経営学修士)と行政書士です。
どのようないきさつから、資格取得を目指すようになったのか。培ったスキルをお客様にどう還元したいのかは、次回お話ししたいと思います。
2023年03月24日
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