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不動産投資は1日にして成らず 最良の果実 を得るために

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【イベントレポート】nokutica Lounge as コシガタリ28 不動産の今と未来のカタリアイ~アイデアはマチに涌いている~【2018年7月26日開催】(1)

セミナーレポート

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溝口のシェアオフィス「nokutica」を拠点に、定期的に開催されている異業種交流・コシガタリ

主催の越水隆裕さんは、賃貸物件5棟66室の不動産オーナー業、カラーリングリフォーム業のほか、地域活動にも積極的に参画されている溝の口のキーパーソンです。

7月26日に行われたコシガタリのテーマは「不動産の今と未来のカタリアイ~アイデアはマチに涌いている~」。

明和住販流通センター・塩見紀昭代表がモデレーターに、パネリストに東郊住宅社・池田峰代表が登壇されるという超豪華キャスト。

エヌアセットホールディングス代表・宮川、当グループ企業イノベートバリュー代表・細山もパネリストとしてお話しさせていただきました。

当日集まった参加者は約60人の超満員、うち8割以上が不動産オーナーのみなさまでした。今回は、大盛況のうちに終了したイベントの様子を3回にわたってご紹介します。

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業界に激震が走った!入居者専用の食堂「トーコーキッチン」誕生の理由

 

塩見紀昭さん(以下、塩見):はじめに、池田さんから自己紹介をお願いします

 

池田峰さん(以下、池田):東郊住宅社の池田です。JR横浜線沿線の淵野辺にある賃貸管理会社の二代目社長をやっています。

大学が3つある、学生の街です。家業を継ぐ前は広告代理店にいました。当社が変わっているのは「トーコーキッチン」という食堂を持っていることです。

食堂をオープンした目的は「管理物件の入居者さんに利便性と健康的な食生活を提供する」こと。

 

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1,600室ほどある管理物件のほとんどがカードキー仕様なのですが、食堂は基本施錠されており、そのカードキーがないと入店できない仕組みです。

カードキーを持っているのは、3,000人の入居者と200人のオーナーさん、協力会社の方々です。

カードキーを持っている人と一緒に来れば、何人でも何回でも使用が可能です。朝100円、昼夜500円で定食を出しています。

トーコーキッチンでは、「おいしい地場食品や近隣商店街で仕入れる食材の提供と紹介」もしています。

最近は、希少な相模原産のお米を玄米から仕入れて、精米して食堂で出しています。

畑を持っている物件オーナーさんも多く、以前からよく農作物のおすそ分けをいただいていました。

それまではスタッフ間でいただいていましたが、トーコーキッチンが出来てからは「●●のオーナーさんからいただいたタケノコの煮つけだよ」と一言付けて、入居者のみなさんにも味わっていただけるようになりました。

 

理想のあいさつは「髪切った?」 アナログの“ざらざらコミュニケーション”を目指す―東郊住宅社

 

池田:通常、入居者とオーナーが会うことはあまりないと思います。

しかし、この食堂では、入居者と不動産会社、食堂スタッフと利用者、というような関係性を一切とっぱらって、1対1の人間として接するように徹底しています。

理想のあいさつは「髪切った?」。それぐらいの頻度と距離感でコミュニケーションを取りましょう、デジタルのつるつるコミュニケーションではなく、アナログなざらざらコミュニケーションを積み重ねていきましょう、というのがモットーです。

そしていつの日か、入居者さんが「淵野辺に、食堂をやっているちょっと変わった不動産屋さんがあって……しかし、あのメニュー、美味しかったなぁ」と愛着を持って振り返ってもらえたら、本望です。

今では、食堂の存在そのものが入居の動機になっています。正社員・アルバイト・パート15名のうち、半分が入居者。入居者が入居者にサービスしているという、不思議な光景がトーコーキッチンでは見られます。

去年6月から近隣の保育園に、朝食の仕出しを開始しました。不動産屋が仕出しって、やっぱりちょっと変わっていますよね(笑)

 

野菜市・相続サポート・保育園・・・すべて社員からの提案で実施―エヌアセット

 

塩見:次に宮川さん、自己紹介をお願いします

 

宮川恒雄(以下、宮川):エヌアセットの宮川です。京都生まれの大阪育ち、大学も神戸というバリバリの関西人です。在学中は旅行代理店、イベント実施などビジネスもどきをやっていました。

新卒で総合商社に入社し、上京。不動産事業部に配属されました。「とにかく稼げ。1円でも多く稼げ」と言われた商社時代でした。

その後、会社の先輩のお誘いで、1999年、不動産のベンチャー企業に転職。当初は10人くらいの小さな会社でしたが、2005年にジャスダック上場。2007年には東証二部上場という急成長を遂げましたが、2008年、破綻してしまいました。

破産管財人のもとに立て直し、自ら入札した子会社が現在のエヌアセットです。

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管理会社のほか、グループ企業には不動産投資、建物再生リノベート、そしてこのシェアオフィス「nokutica」を運営する、のくちのたねなどがあり、グループ全体で生涯顧客サービスの実現を目指しています。

サービスを多様化し「お客さまと接する時間と回数をどう増やしていくか」に加えて、街の価値を高めていく活動をしながら「溝の口に住みたいという人、住み続けたい人をどう増やしていくか」を焦点に事業展開しています。

地元の少年野球大会の開催など各種イベントをはじめ、川崎産の野菜を販売する野菜市、ワクワク広報室の設置、相続サポートセンターの運営、保育園など、幅広くやり散らかしています(笑)

これらはすべて、社員からの提案で実現しています。

 

2012年にシングルマザー向けのシェアハウスをオープン。関連書籍も上梓―イノベートバリュー

 

塩見:次に細山さん、お願いします

 

細山勝紀(以下、細山):イノベートバリューの細山です。趣味はミュージカルで演じることです。このnokuticaの水曜受付担当もしています。

川崎の新丸子出身です。武蔵工業大学では建築を選考していました。新卒で中堅のゼネコンに就職した後、父が地元で不動産オーナーをしていたこともあり、賃貸管理会社に転職。

2010年からシェアハウス事業を開始し、2017年にイノベートバリューを設立しました。『住むのが楽しい シェアハウスのつくりかた(自由国民社)』という本を出しました。

 

 

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シェアハウス事業を始めたきっかけは、あるオーナーさんに物件について使い道を相談されたこと。

その後、シェアハウスをやることになり、いざ6個室の募集をかけたら、なんと60の応募が。最初から手ごたえが感じられました。

 

2012年から、シングルマザー向けのシェアハウスをオープンし、その後、家族でもシングルマザーでも単身者でも入居できる多世代型シェアハウスを展開しています。

家族が入居すると、その子ども同士にも、まるで兄弟ができたようないい変化が生じます。

新築物件には、畑やピザ窯を作って、入居者の方に活用してもらっています。

 

―次回に続きます

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当社では、不動産投資を中心とした総合的な資産運用・相続対策のサポートサービスをしております。ご質問やご相談などありましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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2018年08月08日

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