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レポート:IREM Global Summit@トロント
こんにちは。エヌアセットBerryの越(こし)です。
当社代表の芳村崇志は、米国シカゴに本部がある「IREM(Institute of Real Estate Management)」日本支部の会長を務めています。
IREMでは、CPM(R)(不動産経営管理士)やAMO(R)(認定不動産管理会社)という2つの資格を認定する団体として1933年に発足。世界各国でプロパティマネジメントの専門家を育成してきました。
今回は、IREM JAPANの概要と10月にトロントで行われたIREMグローバルサミットの様子について芳村本人よりお伝えさせていただきます。
IREM JAPANとは
IREM JAPANはIREM本部が認定する日本全体を統合する団体で、北海道、東日本、東海、西日本、九州の5つの支部で構成。CPM(R)とAMO(R)の取得をするために必要な、11コースの授業と2つの試験を行っています。高度なプロパティマネジメントのスキルや不動産管理会社の経営ノウハウを日々共有し、国内のプロパティマネジメント業界の発展を担っております。
2023年9月現在、745名のCPM(R)と10社のAMO(R)が日本全国で活躍しています。
日本では2021年6月に賃貸住宅管理業法が施行され、賃貸住宅の適切な運営や資産価値の維持向上に対して、「管理」が与える影響が一層高まりました。特に少子高齢化・人口減少・空き家問題等という大きな社会課題を抱える我が国においては、賃貸管理を行う者に対し、これまで以上の高い専門性と提案力を求められるステージに入ったように感じます。
IREM JAPANは、その活動を通じて、賃貸不動産経営に関する体系的なプログラム(CPM®)の提供だけではなく、賃貸不動産経営に有益なインデックスの整備、クライアントからの信頼を得る為の倫理規範の遵守、会員間の成功事例や事業ノウハウの相互共有を通じて、賃貸不動産管理業界に「違いを生み出し」、「顧客から選ばれ」、「社会から求められる」人材と企業の輩出に貢献して参りたいと思っています。
世界各国から約870名が参加。IREMグローバルサミット@トロント
IREMの会員になると、国内のネットワークだけではなく、世界で活躍するIREMの会員のネットワークに参加することができます。
年に1度米国本土で開催されるグローバルサミットでは、プロパティマネジメント先進国である米国の物件ツアーや会社訪問、最新の事例が学べる基調講演、参加者同士の交流を深めるパーティーなどが開催されています。
今年のグローバルサミットは、カナダのトロントにて開催。私は10月6日から10月13日まで現地に滞在しました。
前半は有志でナイアガラエリアに滞在、後半は今回のメインイベントとなるグローバルサミットには日本支部として26名のメンバーで参加。世界各国から約870名が参加したそうです。
大迫力のナイアガラの滝に圧倒され、3日間のAirbnbでは個性的な皆さんと大笑いの共同生活を過ごし、初秋の美しいゴルフ場では高いボールを沢山無くし日本の物価の安さに危機感を感じました。
トロントでは米国本部や海外の友人達との再会や新しい出会いなどもあり、会議などの参加で忙しいながらも意義のある出張となりました。
2023年11月16日
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