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アジアの不動産投資マーケットをけん引!フィリピン・マニラへ視察研修
少し前の話になりますが。
今年2月にフィリピンに視察旅行へ行ってまいりました!
当グループでは、国内(東京・神奈川)のほかに、ベトナムにも拠点を構え、住居や事務所などの賃貸仲介・投資用コンドミニアムの売買仲介や新規進出企業向けのレンタルオフィスの運営など幅広いサービスを行っています。
事務所自体は開設して7年が経ちますが、実は外国人向け不動産投資の分野においてはベトナム全体が未開拓の市場です。
改正住宅法により、外国人の物件購入が認められたのは2015年7月。外国人投資家をターゲットとした新築コンドミニアムの建設期間を含めると、実際に活発にマーケットが動き出したのは昨年あたりから。
一方、フィリピンの不動産投資市場はベトナムよりも成熟している印象で、新築だけではなく、外国人投資家が保有しているコンドミニアムのリセール市場もあり、ベトナム不動産との比較において、非常に気になっていた地域でした。
ということで、時は2018年2月、一行はマニラに到着。
マカティ中心部は東京都心さながらの、高層ビル地帯!
マニラ近郊のボニファシオ・グローバルシティ(BGC)には新築プロジェクトが続々と。
今回の視察をご案内頂いた現地の日系不動産会社81 Property Management 社
藤原社長によると、フィリピンの経済成長率は2012年以降年5%~7%で推移し、それに応じて物価上昇も少し落ち着きつつあるものの年2%~3%の実績。
マニラ首都圏のコンドミニアムの戸数は
- 2014年までの完成物件が204,270件
- 2019年までに完成する予定の物件は145,390件
ものすごい勢いではありますが、賃貸料・入居率への影響は少ないどころか、ローカルの中間層の都心集中が進むため、住宅需要は引き続き堅調であるという説明がありました。
その後、マニラ中心部 マカティエリアにあるローカルデベロッパーが開発した中古のコンドミニアム(分譲済)を視察。
コンドミニアムは日本の一般的な賃貸物件と違い、家電・家具付き。
オーナーのセンスや入居者のターゲットよって部屋の見栄えも違ってきます。
その差を見比べるのも、なかなかできない体験ですよね。
プール付きもコンドミニアムの定番!
ちなみにこちらは、81 Property Management社が自社で行っているリフォーム事業の作業場。
日本式のリフォームをローカルの職人さんに伝授しつつ、コンドミニアムに設置する家具などの製作まで行っています。
色々な苦労話も聞けて参考になりました。
経済成長著しい東南アジア諸国への不動産投資は、現地を見れば見るほど魅力的に映ります。
一方で今後の賃貸とリセールの需給バランスについては、市場が成熟すればするほど投資家にとっての心配事になっていきますが、これもやはり同じ国内でもエリア毎・物件ごとに判断していく必要がありそうです。
結果、その国・その地域に通じたローカルパートナーを味方につける事ができるかどうかが日本・ベトナム・フィリピン、その他海外不動産投資全般に言える成功の秘訣だと再認識しています。
お世話になった藤原さん、本当にありがとうございました!
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2018年06月13日
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