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バリアフリー・カードで参拝……進化を遂げる「お墓」事情
私ベリ子が、先日、お墓参りに行った時のことです。
案内された住所に着くと、そこは、お寺に隣接した大きなドームの中にある“屋内型”の墓地でした。
札幌にある「北の杜御廟」。
墓石型納骨堂、というくくりのようです。※納骨堂…遺骨を埋蔵せずに安置する場所
入口では生花や造花、お線香が販売され、一歩中に入ると、墓石がずらり。
中学校の体育館ぐらいの敷地に、お墓が規則正しく何列にも並んでいる、という感じでしょうか。
壮観でした。
印象的だったのは、故人の写真を飾るお墓もあったこと。屋内なので風化・劣化せず、お花やお菓子、お酒などもきれいなまま供えられていました。
雪の多い北海道だから、こういう墓地が存在するのかな。
バリアフリーだったし、高齢者は来やすいだろうな。
でも、考えてみたら、理由は違えども、「墓地不足」である都心にもビルの様相をした納骨堂をよく見かけるようになった気がする!
……ということで、私個人が最近面白いと思ったお墓をご紹介します!
新宿駅から徒歩3分!グッドデザイン賞受賞のスタイリッシュな納骨堂
“ホワイトコンクリートを使用した世界最大級の建造物。
白亜のボディにランダムに穿たれた窓からは、柔らかな光が差し込み、聖なる空間を演出します”とホームページで紹介するほど、寺院とは思えないつくりの「新宿瑠璃光院白蓮華堂」。
納骨堂は受付でカードをかざせば、参拝スペースに骨壺が出てくる「自動搬送式」になっています。
「お墓参り」に必要なものはカード1枚だけ。お花やお線香は常備されています。
アクセスもよく、持ち物も不要。手軽にお墓参りができます。
水汲み場からすべてのお墓まで50歩以内で行ける!徹底したバリアフリーの霊園
大阪(牧野・交野)の花と緑に囲まれた欧風霊園「ハピネスパーク」は、大阪市内から30分以内で行けるアクセスのよさだけでなく、車椅子や足腰の悪い人でも安心の全面バリアフリーを特長とした霊園です。
駐車場からお墓までの道のりを段差や傾斜のないフラットな状態にしているほか、どのお墓からも徒歩50歩以内で行ける場所に水汲み場を設置。
その他、仏花を管理棟で販売したり、AEDを完備するなど、細やかな配慮がなされています。
このように、お墓のスタイルは多様化しています。
一方で、2013年に実施された「墓地埋葬等に関する住民の意識調査」(厚生労働科学特別研究事業)によると、墓の承継者がいなかったり、いても負担をかけたくないとの回答 が 6割を超えています。
もしかしたらお墓を持たず、映画のワンシーンのような「散骨」が定着する日がくるかもしれません。
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2017年11月15日
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