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【不動産投資の常識・非常識（１）】資金ゼロでも始められる？
「頭金０円から始める！」
不動産投資関連の広告や書籍などで、こんなコピーを目にすることが多々あります。
そして、それらを目にした方がその“つもり”で当社にご相談にいらっしゃるケースもございます。
もちろん、資金がなくても、不動産投資を始めることはできます。
…が、借入額が増えればその分投資家にとってのリスクは高くなります。
また、お金を貸す側の立場からすれば、リスクの高い投資家への融資をするわけですから、
その分金利を上乗せしたり、融資期間を短くすることによって早めに利益を回収しようとします。
その結果、投資家にとって効率の悪い投資になったり、債務超過のレッテルを貼られるなどして、
2棟目の借入が難しくなったりします。
（参考：大手地方銀行出身：臼井が語る「理想的な融資条件を実現する方法」はこちら）
実は、これまでのお客様とのファーストミーティングで
「資金を貯めることから始めましょう！」もしくは「この投資は一旦白紙に戻しましょう」
という結論に至ったケースは少なくありません。
私たちは、まず、お越しいただくきっかけとなったお話をもとに、
物件単体の分析と、それをお客様の投資に当てはめた場合にどのような効果を生むかを分析し、
改めて、お客様の目的や目標を一緒に見出していきます。
ここで、CPM®の資格取得で培った当社スタッフの分析力が活きてきます。
例えば、「気になる物件」があったとしたら、
・賃料設定は適正？
・運営費の見立ては適正？
・土地の再利用性は？
と、あらゆる角度から分析し、物件の収益力を見ます。
「投資効率」を念頭に置かれていたとしたら
・投資危険率は把握している？
・バランスシートの状態は？
と、利益の裏側にあるリスクの可能性について分析します。
そして、その結果を見て、必要自己資金やタイミングなどのアドバイスをさせていただきます。
不動産投資は、銀行預金から、株式・投資信託・先物取引など
あらゆる投資の中でも「ミドルリスク・ミドルリターン」の商品と言われますが
賃貸経営をしていく上で、すべてがスムーズに行くとは限りません。
逆に言えば、事前にできるだけシミュレーションをし、購入・管理を行っていくことが、
比較的スムーズに行く秘訣かと思われます。
当社は、不動産投資は「物件を買って終わり」ではなく、
購入、管理・経営、売却、購入（買い替え）…とずっと続いていくもの、
そして、そこに寄り添い、サポートさせていただくのが、使命だと考えています。
そのスタート地点に立つ「ファーストミーティング」というプロセスを、
私たちは、特に大切に、丁寧に、時間をかけて行うことを心がけています。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
もしかしたら、あなたの持つ「不動産会社」のイメージが変わるかもしれません。
お問合せページはこちら
2016年10月12日
