常に問いかけるのは「限界まで頑張り切れるかどうか」

開業して1年経った頃、エヌアセットBerryに入社しました。それまでは、大手企業に勤めていたので、スタートアップのベンチャー企業はとても魅力的に映りました。会社の看板を取っ払ったひとりの人間が、社会に受け入れられるかどうか。そして、自分の行動や指針が生まれたばかりの企業にどう影響するのか——ドキドキとワクワクが入り混じった船出ではありましたが、数々のお客さまと出会い、サポートすることができた現状を見ると、この決断は間違っていなかったんだと確信しています。
私が仕事をする上で何よりも大切にしているのは、お客さまへの感情移入です。
生い立ちやこれまでのバックグランドを踏まえて、そのひとに“寄り添う”覚悟をする。そのひとからの問いかけに対し、自分の言葉で自信を持って提案をする。当然、自信の裏には、知識が必要で、その知識を身につけていく努力が必須です。「本当に限界まで頑張ったのか」と自問自答を続けながら、ここまでやってきました。

受験・ボクシング・・・記憶に残る負けが大きなバネに

打たれても打たれてもへこたれないこの精神力は、実は、負け続けの人生で培われました。
高校受験も大学受験も失敗。高校時代から始めたボクシングも、最初の試合では、惨敗しました。腕っぷしには相当な自信があったのに、真面目そうな坊ちゃん風の選手にあっさり負けてしまったんです。もう悔しくて、悔しくて。それ以来、基礎練習を怠らず、地道な練習を重ね、その後の試合では白星をつけることができました。勝利を手にしたときに降り注いだ拍手の雨が未だに忘れられません。それまでの苦労が報われる、努力をした者にしか見ることのできない景色なんだと思いました。
こうした、記憶に焼き付くような負けの数々と地道な努力の先に見た景色が、私の血肉となり、現在の仕事への姿勢に繋がっています。小さな努力の積み重ねが、自分自身の成長へとつながり、結果としてひとの役に立てることができます。
仕事をしている中で一番嬉しいのは、お客さまから、さらに別のお客さまをご紹介いただけること。自分自身が信頼され、必要とされている実感が湧き、モチベーションがさらに高まります。

お客さまの人生とともに歩む“パーソナルアセットマネージャー”を目指して

私の強みは、資産運用のあらゆるシーンにおいて、サポートができることです。
ファイナンシャルプランナーとしての知識・経験から、ライフプランに沿った資産運用の選択肢を複数提示することが可能です。その他、金融機関からの融資が必要な際は、地方銀行出身者として収益率の高い融資方法を、相続関係でお悩みの際は、司法書士法人で築いたリレーションから専門家をご紹介することができます。
今後は、こうした経験や知識を生かしつつ、資産運用を一手に引き受けられるようなパーソナルアセットマネージャーになることを目指しています。そのためには自分がどうありたいか？――冷静と情熱のバランスを保ち、倫理観、論理力、理解力、行動力はもちろん、常に自己研鑽を惜しまず、人間力を高め……と、数え上げたらキリがありませんが、成長することに終わりがないのも事実です。
お客さまにとって最高のパートナーになれるよう、これからも一人ひとりの声に誠実に応えるべく邁進していきます。